甘いだけのトマト

甘いだけのトマト

日本のトマトは、甘さ重視です。
甘み、酸味も関係しているといいますが、やはり、圧倒的に甘さ重視で品種が作られています。

甘さしかないので、結局、どっちが甘いか、糖度競争になるわけです。

そんなのなんの意味があるんだ?乾燥させて煮詰めれば、甘くなるだろうし。
砂糖でもいれればいいと思う。

甘さしかとりえがないので、糖度競争のみになる。。。
他にとりえのあるトマトはないのか?

桃太郎にならんで、ミニの世界では千果があります。
シェアも高いです。

たきい。。

しかし、本当に甘いだけです。あと、すごい生産性です。
千果は、わき芽とらないと、本当に千は取れます。
ぎゃくに、わき芽とったらもったいないよっていう部類かも。

で、甘いしかとりえがないのか。って、ほんとうに、大量に取れるんですが、初めの1日目は甘いと感動したものですが、なぜか、大量にあると、全く、手がでません。

これは、困りました。
また、よく、スーぱなんかで売っていると、日にちがたっていると、とても臭いかんじがします。
糖度が高いものほど。なぜなんだろう。

多分、甘さだけに囚われているから?

しかし、これを贅沢に100個くらい、鍋で煮てソースにしました。
いいです。かなり。いい。イタリアトマトよりいいかもって、おもってしまいました。

店頭価格で、2000円か。しかも、店頭にならぶやつは大抵水耕栽培で、さらに水っぽい。
大玉より、割高なトマトでソースなんか作れるか。。

なぜか、甘いだけのトマトを調理用にしてみると、意外といけるという話でした。

ほんとは、生産ー流通から、もっと変えればいいんだろうけど。
日本でももちろん、ソースのトマトを栽培しているところはあります。

しかし、店頭にならぶことはない。全ては、農水省=JAがやっていること。
規格でやったら、そりゃ、並ぶ事は不可能でしょう。

ソースにすると、それこそ、びっくりするほど安い値段で流通しています。
それにスーパーだって、八百屋だって、狭い場所で多い売り上げを考えると、まず、無理でしょう。

ほんと、流通でしょう。
自分が気に入った品種をインターネットで、安く買えるような仕組みができればいいんでしょうが。

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